女性のための恋愛・セックステクニック『現場の視点』

SMプレイとドールプレイ : 女性のための恋愛・セックステクニック『現場の視点』

このサイトは、サイト管理者の中山 志乃が10年以上の接客経験から学んだ男性の習性や男性が魅了されるツボなどを応用した女性のためのセックステクニック・恋愛に関する気づきなどを『性の現場で働く者』の視点でお伝えします。パートナーの男性との関係をより素敵なものにするために『現場の視点』がお役に立てば幸いです。【女性向け】


SMプレイとドールプレイ:女性のための恋愛・セックステクニック『現場の視点』には、
セックス(SEX)に関する話題が記載されています。18歳未満の方は速やかにご退場ください。


SMプレイとドールプレイ:女性のための恋愛・セックステクニック『現場の視点』には、セックス(SEX)に関する話題が記載されています。18歳未満の方は速やかにご退場ください。

SMプレイとドールプレイ

一般的に言われているSとMという表現は本当に正しいのでしょうか?性の現場の視点ではこう考えられています。

「私の彼氏ってSなんですよね~。」

こういう発言をする女性、けっこう多いです。
でも志乃はその発言に少し疑問を感じるのです。

お仕事をしていて感じるのですが、【本物のS】ってなかなかいませんよ・・・。
いやいや本当に!!

人間を全て、SとMに分けて考えている人がいるのですが、これこそ間違いの大きな原因であり、性の現場で働き男性の性を身近に感じている者としては、

「そうじゃないでしょ!」

って言いたいのです。

SとMだけではなく、N(ニュートラル)という存在があること。

人間はSとMとに分けるのではなく、SとM、そしてN(ニュートラル)で分けるべきだと思うのです。

SMの定義なんて人それぞれですが、サディスト的な要素マゾヒスト的な要素をほとんどの人間が持っているものです。

「今日はちょっとMな気分」とか「Sな気分」とか、そうやって、状況や相手、その日の気分によってどちらにも振れる事があるのが【N】な人間です。

それでいて、どんな状況であってもどんな相手であっても、どんな場合でも性的趣向に変化がない人間こそが【本物のS】であり【本物のM】なのです。

こう定義した時に【本物のS】【本物のM】の割合はかなり少なくなります。
その辺にごろごろいるはずがないのです!!

そして、どちらにも振れる事ができる【N】な人間の方が圧倒的に多いのです!!

ですから「私Mなんです~」とか「私昔からSでね~」なんて言っている人のほとんどは【仮性SM】と言えます。そして、彼氏をSだからと言う女性は絶対に、「だから、私は何もしなくていいんですっていうか、したらダメなんですよ。」と続けます。

ほとんどの方が勘違いをしているSとM

ここに大きな間違いがあるのですが、当然気づいていません。

されるがままの女性とはMな女性ではないのです!!
(Mな女性というのは、Sな男性を満足させられるだけの素晴らしい表現力と柔軟性と感性を持っています、ドールでは決してないのです。)

されるがままの女性を好む男性は決してSではありません!!
(Sな男性はSな世界観を理解し共に素晴らしい時間を築きあげようとするMな女性にこそ快感を感じるのです。)

では一体それはどんなプレイに属するのか?
ずばり『ドールプレイ』です。

あまり一般的ではないかと思いますが、『ドールプレイ』といって女性が一切動かない、反応もしない、名前そのままお人形のようにただそこに存在するだけでいいというのがこのプレイ。(声を出すドールが好きな人もたまにいますが・・・。)

男性はしたいように思い通りに女性を扱う事で欲求を満たします。
だから、女性に対して何かを要求する事はありません。

ちなみにドールプレイを好む男性は性的なコンプレックスを抱えている事が多く、早漏ぎみであったり包茎であったり、はたまた、ただ男性が自分自身で身体的なコンプレックスを克服できていない場合が多いのです。

このようにドールプレイを好む男性も、ごく少数ですが存在します。
でもドールプレイも【本物のSM】を愛する人間の割合と同じくらい少ないのです。

「私の彼はSなんです」という女性は、だいたいドールプレイをしている場合が多く、それでいてお相手の男性はドールプレイには飽き飽きしているという事がほとんどです。

一般的な女性がするドールプレイとは【まぐろ】と認識して頂いて良いと思います。
(ドールプレイをお仕事にされてる方は、ドールに徹しているので、一般的な女性のドールとは質が違う事をご理解下さい)

Sだと思っていた男性が実はドールプレイ愛好者だった。
自分をMだと思っていたけれど、結果はお人形だった。

SとMという言葉で性的嗜好をくくってしまうからできてしまった誤解なのです。

確かに、遺伝子のレベルのお話になると、男性の遺伝子にはS的な要素が組み込まれていて、女性の遺伝子にはM的な要素が組み込まれています。

だから『N』な男性であってもマインド的な部分では、女性にMの役割を期待している男性も多いのです。(マインド的にという部分が重要です!)

でも、先にもお話したように【本物のS】や【本物のM】なんてそうそういません。
状況や相手によって性的嗜好に変化がある人間、つまり【N】な人間の方が圧倒的に多い。

なぜ「S」と「M」がたくさんいるというような事になっているのでしょうか?

それでも、本物のSやMがわんさか世に出回っているような発言をする人が多いのはなぜなのか?

これは志乃の見解ですが、男性は女性とのセックスで感じるよりも感じさせるべきなのだと思いながら育ちます。女性だって、セックスは男性がするもの、女性はMであるべきだと思っている人が多いのです。

AVだってY談だって、まずは男性から責めるのが正しい!というような表現が多い。
だから「声を出す男は気持ち悪い」とか「乳首で感じたらゲイだ」といったような俗説が流れる訳です。

となると、お付き合いをしだしでやっとセックスに漕ぎ着けた男性はどんな態度をするでしょうか?

考えるまでもなく『男性主体』のSかと思われるようなセックスをします。

もうほぼ全ての男性が、一回目のセックスで「あぁ~あなたはSなのね、了解!」と思うような態度をするのです!

一人の男性と10回セックスをした時、最初の一回二回はかなりSな態度、その後少しづつ行ったり来たりしながら回を重ねる毎にちょっとづつMな反応を示し始める事がとても多い。

結果、トータルすると【Nだわね】という結果になる。

回数を重ねると『男がしなければいけない!』という気負いが少しづつ和らいでくる事と、『オレも気持ちよくなりて~』という素直な気持ちが出てくるからかと思います。

でも、最初の数回で「この男性はSなのだ!」と女性が思い込んでしまったら、それまでの流れを変える必要はないと思いますよね?

彼がしてくれるようにしていればいいや~。だって私の彼はSなんだも~ん♪
(この時、Mである事とまぐろである事を混同してしまう女性が多い事も問題です。)

となります。

でも実際には、お互いに深い愛撫をし合って快感を分かち合いたいと思う『N』な男性であったりする事の方が多い。

ここに性の不一致があるのです。

そうでないと、「まぐろが多い」なんて失礼な事を言う男性だって、こんなに多いはずがないですもの。

人間は第一印象を大切にします。
大切にするというよりも、第一印象に縛られてしまって柔軟な発想が難しいという方がしっくりくるかと思います。

それはセックスでも同じで、最初のイメージに縛られてしまう事は仕方のない事です。

「君の受け身なだけのセックスが不満なんだよ」と言われた女性は、だいたい「だって、あなたが受け身な女が好きそうだったじゃない!どうしたらよかったのよ!!」と嘆きます。

これって誰も悪くないんですよね。

だって男性は誤解されるような態度をとっているし、女性は女性で思い込んでいるのですから。

それでも、女性側が『男性は最初のうちはS、でも回数を重ねるとN』と認識していれば、相手の微妙な変化に気づくことができます。気づけば態度を変える事も、女性からきっかけを掴む事もできる訳です。

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