女性のための恋愛・セックステクニック『現場の視点』

不倫 ~彼女編~ : 女性のための恋愛・セックステクニック『現場の視点』

このサイトは、サイト管理者の中山 志乃が10年以上の接客経験から学んだ男性の習性や男性が魅了されるツボなどを応用した女性のためのセックステクニック・恋愛に関する気づきなどを『性の現場で働く者』の視点でお伝えします。パートナーの男性との関係をより素敵なものにするために『現場の視点』がお役に立てば幸いです。【女性向け】


不倫 ~彼女編~:女性のための恋愛・セックステクニック『現場の視点』には、
セックス(SEX)に関する話題が記載されています。18歳未満の方は速やかにご退場ください。


不倫 ~彼女編~:女性のための恋愛・セックステクニック『現場の視点』には、セックス(SEX)に関する話題が記載されています。18歳未満の方は速やかにご退場ください。

不倫 ~彼女編~

結婚をしている男性の彼女としての立場・リスクなどについてお話します。

読者の皆様から頂くご相談で、減らないテーマが『不倫』について。

一人の男性を巡って、妻と彼女、二人の女性が関わる『不倫』という状況。
『彼女編』『妻編』2号にわたって、志乃の実体験や友人の体験、その他メールサポートなどの事例から感じた事を、書いてみたいと思います。

志乃が知る事ができた『不倫』の実態は、自分を含めたとしても300例にも満たないなので、日本中の不倫カップルの数から考えたら微々たるものかもしれませんが。

国が実施する何がしかの調査で100例で結果を導き出してしまうものもあったりするので、ちょっとは参考になるかもという思いで書いてみます。(期待値ですが・・・)

という事で、今日は結婚している男性と恋愛している『彼女』という立場の方に向けてのお話です。

(妻の立場の方に向けての内容は、◆こちら◆ で!)

不倫という行為の善悪はとりあえず横に置いておき・・・。

『不倫』の話題になると、いい事か?悪い事か?みたいな議論になる事が多いのですが、そんな事は個人の価値観ですよね。悪い事って言う人もいれば、状況によっては仕方ないって言う人もいる。

中には、幸福は自分の手でもぎ取るものだ!って、肯定する人もいたりします。
(少数派ですが)

価値観はそれぞれなはずなのに・・・

『結婚してる男なんてやめときなよ~どうせ遊ばれてるだけなんだから』
『結婚してる男なんて未来ないよ~どうせ結婚できないし』
『奥さんに悪いとは思わないの?人としてダメだと思うよ・・・』

なんて、忠告をもらう事の方が多いのではないでしょうか。

既婚者の男性と恋愛していて、その状況を「いいじゃない!頑張れ!」って応援してくれる人間なんて、過去に同じ経験をした事があって、プラスその思い出がそれ程悪いものでない場合に限られるんですよね。

以前、学生時代の友人数名とのんでいる時、不倫の話題になりました。
その中で、上記のように 『結婚してる男なんて未来ないよ~どうせ結婚できないし』と発言した子がいたのですが。

現在進行形の不倫の恋をしている子が。

『結婚するかどうかわかんない年下の男に、6年も待たされてるあんたには未来があるの?』

なんて切りかえして・・・もう一触即発!!

未来があるか?ないか? 結婚するか?しないか?
そんなの不倫じゃなくても、未来が見えないのは同じじゃないの?って意見でして・・・

まぁ~わからなくもないですよね。

未婚同士のカップルの何パーセントが、最終的に結婚にたどり着くのか?
って言い出したら、だいたいの数字すら予想できませんし。

『結婚してる男なんてやめときなよ~どうせ遊ばれてるだけなんだから』
という忠告に関しても、未婚男性との恋愛だから相手は真剣だ!!なんて言い切れませんものね。

『奥さんに悪いとは思わないの?人としてダメだと思うよ・・・』
という忠告に関しても、こればっかりは本人の価値観だから、他人がどうこうできるもんでもないし。

多少なりと罪悪感を感じながらも『不倫』という関係になった段階で、いろんなものを瞬間的に飛び越えちゃったわけですから。

これらの忠告には、彼女側を思う気持ちが含まれている時もあれば、妻側寄りの立場の意見もあるでしょう。でも、通常の恋愛にも言い換えられてしまう事が含まれているから、ややこしいし、彼女側の立場の女性にとっては反論したくなりますよね。

不倫をしている側のリスク

ではここで、通常の恋愛とは違った『不倫』独特のリスクについて、記憶をたどりながら志乃なりの考えを。

世間的に『不倫→結婚』『不倫→別居(同棲)』なんて展開は、ほぼゼロだって言われていますが、志乃のまわりにはけっこういるんですよ。

志乃の知る限り、全体の2割程度でしょうか。
ほぼゼロだと言われてるわりには、けっこう多い気がします。

参考までに『不倫→結婚』『不倫→別居(同棲)』という展開になるカップルのほとんどは、1~2年以内に動きがあります。

あれ?こないだ不倫がどうこう言ってたのに、
もう結婚?ってビックリする事も多いです。

なので、志乃が不倫の相談をされた時には『短期戦で!』と伝えます。

盛り上がってる時に勝負をかけないと、5年10年待つと新しい女性に乗り換えられてしまう事が多いですから。それに1~2年で勝負をかけて「離婚はできない」って言われるとしたら5年待っても結果は同じです。

一番盛り上がってる時に決断できない男性が、関係が落ち着いて決断できる訳がないですから。

では、話を戻します。

『不倫』特有のリスク1つ目は、やっぱり法的な問題ですね。

日本の法律だと、妻側の立場ががっちり守られてますから、
慰謝料請求とかもう日常茶飯事です。

※法律に関するご相談は、弁護士さんにお願いします。

妻側がバイオレンスな方だったりすると・・・、かすり傷じゃすまない事だってあります。(慰謝料を払う段階にまで進めば、離婚を前提にって話にはなりますが)

リスク2つ目は、社会的制裁。

どんなにオープンな社会になったとは言っても、離婚暦が出世に有利に働く会社って少ないです。しかも不倫でもめて会社に迷惑をかけるような事になれば・・・。

男性側は『プライベートな事も処理できない人間』という評価になりますし、彼女側も『だらしない女』というレッテルをはられかねません。

『不倫もけっこう、遊ぶのも男の甲斐性。
でも、妻と彼女の両者を抑える事ができて初めて不倫をする資格がある』

といったのは、けっこう大きな会社の取締役でした。

2つ目までのリスクに関しては、彼女側の女性にとっては、それ程大きな問題のようには感じないかもしれません。気持ちがあれば乗り越えられそうな気もしますから。

問題は、リスク3つ目『離婚』に向けて動き出した時です。

『不倫→結婚』『不倫→別居(同棲)』

不倫をしていると『離婚』が一番の目標になります。
とにかく相手男性が『離婚』さえすれば、全てが上手くいくように思いがちですよね。

でも実際には『離婚』までの道のりって、いつひっくり返るかって不安になる事は多いし、疑心暗鬼になるし、男性側が思い通りに動かなくてイライラする事は多いし、妻側の動きだって彼女側の意に反する事ばかりです。

志乃の知る2割の女性も、順調に離婚まで漕ぎ着けました♪
なんてケースはありませんでした。

その上『不倫→結婚』という展開になると、ほとんどの場合お金に困る事になります。

慰謝料や養育費って、ボディブローのようにジワジワ効いてきます。
(法的には妻の立場ががっつり守られてるんで、妻側が本気になれば相手男性と彼女は鼻血もでない・・・)

慰謝料や養育費は、男性の収入によって違いますが、離婚時にがっぽり払って、その後も毎月毎月払うのって、どんなに収入があっても辛いです。

家のローンまで男性持ちとかになったら(けっこう多いみたいですね)目もあてられません。 月3万円の支払いでも、月10万円支払いでも、月20万円の支払いでも。

「離婚届けの判をお金で買ったのよ!」と息巻いていた女性も。
「相手の子供達には責任があるから、払うのが当然なの」と納得していたはずの女性も。

金額には関係なく、時間の経過と共に『バカらしい・・・どうして私たちが相手の生活の為に払わないといけないの?』と感じるようになります。

『そのお金があれば、二人で新婚旅行に行けるのに・・・』
『そのお金を、出産費用の為に貯金できたら・・・』
『前妻の家のローンを払ってるから、私達はずっと賃貸暮らし・・・』

離婚に向けて動いている時って、お金の話になるとゴールが見える気がして『頑張ればなんとでもなる!』って思いがちですし、確かに頑張ればなんとかなるんですが、払い続けるストレスは想像以上です。

慰謝料や家や車のローン、子供がいれば養育費にこども保険に進学費用などなど・・・。 公正証書なんてつくったら、もうどうしようもない。

その上、養育費って増額申請できたりしますから、なお恐ろしい。
(のわりに、減額請求ってなかなか認められませんよ)

一文無しになった男性を受け入れるくらいの気合いと経済力がないと、その後が悲惨な事になりますし、お金の問題って人の気持ちを荒ませます。

リスク4は『離婚→結婚』の展開を迎えた後の、気持ちの持ち方。

妻の立場になるわけですから『次は自分かも・・・』って不安とは、結婚生活が続く限り一生付き合っていかないといけません。

「私だけは大丈夫」そう思えるうちはいいのですが、ほんの小さな事でも不安になります。 男性側の行動を制限したくなります、チェックしたくなります。

感情のコントロールができなくなって、男性がちょっと出かけただけで
「もしかして元妻と会ってきたのかも・・・戻りたいのかも」と思います。

生活を共にするわけですから、料理の味付けから、洗濯物のたたみ方、掃除の仕方など、細かな部分で元妻の亡霊と戦って、一人でへとへとになる事もしばしば。

通常の恋愛関係で結婚したのであっても、元彼女や新しい女性の影を意識する事もありますが『不倫』からの関係だと、よりリアルに想像できてしまうんですよね。

だって、自分がしてきた事は自分が一番知ってますから。

代表的なリスクをあげると、志乃的にはこの4つになります。

不倫をする側は、どのようなケースでもリスクとの戦いになります。

悲惨な状況ばかりを書いているように見えるかもしれませんが、少なくとも志乃の知る2割の女性は、これらの状況と戦いながら生活しています。

相手男性が離婚したからといって、
現実には全ての問題が一気に解決する訳じゃないんですよね。

そんなの想定内よ!って覚悟がある方は良いのですが、不倫相手の男性が離婚する事が『幸福のゴール』だと、無条件で幸せになれるんだと思って『不倫』におけるリスクに目を向けないようにしてきた方は、少しだけ考えてみて下さい。

幸せだって感じる瞬間もあれば、辛いと思う出来事だってある。
それだけのリスクを負う覚悟が、自分自身の中にあるのか?

相手男性が『不倫』における彼女側のリスクを極力減らし、安心させる為に努力できるかどうか?

『不倫』が良いか?悪いか?なんて話よりも、実際にはどんなリスクがあるのかを知る事の方が何倍も有益だと思います。

こういうリスクを理解して、それでも欲しい相手なのかどうか。

失うものと、得られるもの。
客観的には見れなくても(だって自分の事ですから難しいですよね)
一呼吸おくだけでも、見え方は違ってくるように思います。

『不倫』という関係を、善悪で語るのではなく。
彼女側の立場にとってのリスクについて、書いてみました。

妻側の立場のお話は、◆こちら◆から☆

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