草食系男子に関する考察

前回は、今話題の『草食系男子』について。

ここ最近激増したんじゃなくて、１０年前にもいましたよね～。
『草食系男子』と『自分に全く恋愛感情を持っていない男性』を見分けるのは、とっても難しいですよね～。というオチのないお話をしたのですが、

今回は『草食系男子』について志乃なりの考察を書いてみたいと思います。

草食系男子といわれる男性の基準とは？

『草食系男子』といっても、語られている媒体によって基準がまちまちでなんとなくわかるけど、ちょっとボヤけてしまっている、その定義とは。

ウィキペディアによると。

"一般的には「協調性が高く家庭的で優しいが、恋愛に積極的でないタイプ」の主に20、30代の若い男性を指し。"

定義としては。

"恋愛やセックスに『縁がない』わけではないのに『積極的』ではない、『肉』欲に淡々とした男性。新世代の優しい男性のことで、異性をがつがつと求める肉食系ではない。異性と肩を並べて優しく草を食べることを願う草食系の男性のこと。草食系男子とは、心が優しく、男らしさに縛られておらず、恋愛にガツガツせず傷ついたり傷つけたりすることが苦手な男子のこと。"

だ、そうです。

けっこう間口が広いですよね、
この定義で見ると『草食系男子』はそれ程珍しい存在ではないという事に納得です。

では、これらの定義に志乃なりの考えを加えてみます。

根拠のない自信は持たず一見控えめでかなり繊細、優しく思い遣りがある反面恋愛対象になり得る女性に対するハードルが実は高い！

恋愛対象になり得る女性に対するハードルが高いとう事は、自分の欲望の為に妥協しないって事です。

「あぁ～彼女欲しい、じゃあこの子でいいか」
・・・（あんま性格あわないけど）

「あぁ～セックスして～今日のコンパで決めるか」
・・・（好みじゃなくても、とりあえず脱がしてバックでしたらいいし）

なんて発想はないわけです。

微妙な相手とどうこうなるくらいなら、一人でいい。
適当な相手とセックスして後々ややこしい事になるくらいなら、一人で処理した方が楽って事です。

ハードルが高いといっても、「○○しろ」とか「○○じゃないとダメ」とかそんな決めつけを他人に押し付けたりはしません。傷つけたり傷ついたりそういう他人との摩擦が嫌いなんですから、わざわざ言いませんよね。

黙ってふるい落とすんです・・・
しかも相手にはわからないくらいソフトに。

だから「あの人って私の事嫌いじゃないと思うんだけど、はっきりしないの」といった女性の悩みが増えるんです。

女性は、嫌いじゃない事を好きだと思いがちですが、多くの男性にとっては言葉そのままの意味でしかないんです。

はっきりしたくても、できないんですよ。

『嫌いじゃない』は『好き』と同じではないんですから。

草食系男子に合った攻略方法とは？

では、草食系男子が恋をしないのかというと、そんな事はありませんよね。
『彼女となら一緒にいたい』って思える、男性が無意識に設定したハードルを超える女性に対しては、ある程度の条件が揃えばいくら草食系男子だって意思表示はするんですよ。

では、ある程度の条件って何か？

『フラれて惨めな思いをしなくていいかも』という安心感と。
『この子となら一緒にいて心地よい』と思える状況。

なのではないかと志乃は思っていますし、一般的に草食系男子と言われるような男性ほど【関係の心地よさ】に重きをおいています。

※前回の内容に関して、草食系の男性とお付き合いされている読者の方からも『心地よさ』が大事だというお話を頂きました。

お膳立てはしてあげる、でも最終決定権は男性に与えてあげる。
そういうスタンスで十分だと思うんです。

安心感や心地よさは１回２回のデートでわかるものではないから、積極的な男性に比べれば時間がかかりますが、押して押しておしまくらなくても女性側の魅力を正しく伝えて上記２点に注意するだけでいい。

そう考えると一般的な男性に対するアプローチの方法や、モテに必要な要素と特に変わらないと思いませんか？

時代に逆行するような事を書きますが『草食系男子』を落とす方法なんて個別には必要ないです。

相手が引くなら、自分が押す！なんて、そんな単純な事じゃないです。

草食系なのか、自分が対象外なのか、それを見分ける明確な基準もないのに『草食系男子』だから『肉食系男子』だからって、勝手にカテゴリ分けをして相手に振り回される必要なんてありません。

女性の魅力を正しく伝えてきっかけを作り、お膳立てをしてあげる。魅力的な女性だとわかれば、草食系の特徴を持った男性であっても、時期がきたらしっかりと意思表示をしてくれます。

相手の気持ちが盛り上がっていないのに、強引に流れをつくって巻き込んでも気持ちまでは縛れません。まわりからジワジワ締めあげて追い詰めても、気持ちはついてこないんです。

誘導尋問で愛の言葉を引き出しても、気持ちがなければ続きません。

「彼は草食系だから、私が強引にいかなきゃ！」

って焦って空回りして相手の気持ちを無視して突き進む女性が多いからこそ。

女性の魅力を正しく伝えてきっかけを作り、お膳立てをしてあげる。
必要な事を必要なだけして、後は待つ。

そんな風に男性に振り回されすぎない女性は、より魅力的に映ります。
空回りせず焦らず、必要な事を必要なだけ知る為に。

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