すっぱいぶどう
異性との関係において、手に入らない時にどう考えるのか? というお話をします。
現在、片思い中の方の中には。
「好きな男性以外から、どれだけモテたって無駄!」
「何とも思ってない20人の男性からのアプローチよりも、片思いしているたった一人の彼の心が欲しい!」
こんな風に思っている方も少なくないと思います。
片思いの期間が長ければ長い程、想いが強ければ強い程、その他の男性なんてただのじゃがいもに見えてしまうものです。
では、ここから少しリアルなお話を。
上手く行かないケースには2つのタイプがあります。
『その他大勢にモテても無駄!』と思っている人を、2つのタイプに分けるとすると。
実際に、その他大勢にはモテているけれども、肝心の彼には振り向いてもらえないというタイプと。その他大勢にすら見向きもされないから、当然のように肝心の彼の視界に入る事すらできないというタイプ。
志乃の見立てでは、半々くらいじゃないのかなと思います。
前者の場合は、片思いの相手に前に出ると、どうしても緊張してしまうとか。 良くみられたいという気持ちがカラ回りしてしまって、普段通りに振舞えなくて強がって可愛くない自分を演じてしまう。
意識しすぎて普段と同じ事ができないから、距離が縮まらない。
この場合、普段と同じでいられない事に凹む人も多いのですが、その他大勢の男性に意識されているなら、そんなに心配する事はないと思います。
というのも、世の男性の多くは女性が思う程自分の意思とか好みを明確に持っている訳ではないので、仲間内で「あの子って可愛いとこあるよな」なんて話題になったら「そうかな~」と気のない返事をしながらも、少しずつ意識するようになるものです。
なので、そんなに悲観的に考えなくてもいいと志乃は思います。
それよりも問題なのは、どう考えても後者です。
というのも、このタイプは『モテる』事に過剰に拒否反応を示してしまう傾向があって。タイトルそのまま『すっぱいぶどう』なんですよね。
その他大勢のどうでもいい男性にすら意識されない自分が、ピンポイント狙い撃ちで意中の彼だけに好かれる可能性が少ない事を、本当はわかっているんです。
普段も可愛く振舞えないのに、彼の前で普段以上のパフォーマンスを期待するなんてすごく難しいという事に、本当は気付いているんです。
願っているだけでいつか振り向いてくれるかもしれないなんて考えは、少女マンガの世界だけだって事も、本当は知っているんです。
でも、それを認めてしまうのはすごく悲しい。
だから『その他大勢にモテても意味がない!』と強めの否定によって、自分を守る。
世の男性の多くは他人の言葉に影響されてしまうのです。
先にも書きましたが、世の男性の多くは他人の言葉に影響されてしまうのです。
クチコミが女性だけのものだと思ったら、大間違い。
その他大勢の男性のクチコミは、しっかりと意中の彼の耳にも届いているのですから、ただのじゃがいもだとは割り切れません。
すっぱいぶどうの思考のせいで、本来の魅力を曇らせてしまうなんて、とても残念だと思いませんか?
本来持っている素敵な部分を、ちゃんと意中の彼にも伝えられるように。
↓↓↓きっと、彼もその時を待っているはずです↓↓↓
