不倫と体の繋がり
不倫という状況において、「目当ては体だけなのか?」と疑問に感じた際の考え方についてお話します。
世間一般で「不倫」と呼ばれる関係の場合。
デートは個室のあるレストランや、夜のドライブ、カラオケボックスやホテルなど。
他人の目が気にならない場所、他人に見つかりにくい場所を選ぶようになるものです。
密室に2人っきりでいれば、お互いに相手に触れたくなって、お互いをもっと求めるようになる。
すると、どうしても毎回セックスがメインのようなデートになって。
最初は会えるだけでも嬉しくて、一緒にいられる事で幸せを感じていたはずの女性が。
「もしかして、体だけが目的なの?」と不安を感じだす。
これは世間一般で「不倫」と呼ばれる関係の女性側が、必ず感じる不安です。
この不安を、お友達に相談したりすると。
「冷めたのかもしれないね・・・だって不倫でしょ」とか。
「いつかは終わりがくるって最初からわかってたでしょ?」とか。
「今がいいタイミングなのかもよ、現実を見た方がいいって」とか。
こういう答えが返ってくる事が多いものです。
こういう答えは、基本設定が「不倫=悪」「不倫=正しくない」という価値観で語られている事が多いもので。
悪い事をしてるんだから、困っていても辛くても悲しくても当然でしょ。
そういうスタンスです。
「不倫=悪」「不倫=正しくない」と考える必要はありません。
以前からこのメルマガで「不倫」の話題になったらいつも書くのですが。
不倫のリスクについて認識する事は必要でも、悪か善か、正しいか正しくないかで論じる事には大きな意味はないと、志乃は思っているので。
「不倫=悪」「不倫=正しくない」というフィルターを通す事はありません。
すると、一般の方とは違ったものが見えてきます。
「もしかして、体だけが目的なの?」というお悩みを聞くと。
不倫という状況が、男性のセクシャル面に引き起こす特徴や傾向が認識されていないんだなと感じます。
セクシャルな行為は愛情表現である事が多いのです。
というのも、妻以外の女性に対して性的な魅力を求める関係の場合。
妻には求めないけれども、君には求める。
妻とはしないけれども、君とはする。
その男性にとって、セクシャルな行為は愛情表現である事が多いのです。
だからこそ、女性側が「体だけが目的なの?」と詰め寄ると。
男性側は「どうしてそうなるの?」と、女性側の気持ちを理解できずに会話がかみ合わなくなります。
この部分を「それが自分の愛情表現なんだ」と説明してくれたとしたら女性も理解するチャンスが生まれるのですが。
大抵の場合男性は、自分の気持ちが伝わっていない事で「理解してくれていないんだ」という判断をしてしまい。それ以上、伝える事を諦めてしまう場合もあります。
密室デートばかりなのは、彼の責任なのでしょうか?
二人の関係が始まるときから、状況は変わっていないはずです。
その状況も受け入れて関係が始まったのではありませんか?
生活を共にできる関係ではないからこそ。
お互いを求める事で、強く繋がりたいと願っていたのではありませんか?
善か悪か、正しいか正しくないか、それは各々が判断すべき事です。
ただ、ひとつの恋の形として見るのであれば、お互いを想っているはずの男女がすれ違ってしまうのは悲しい事です。
「不倫」という関係のリスクを受け入れ、それでも相手のそばにいる事を選ぶのであれば。
男性側の特徴や傾向について、少しだけ理解し。
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